Gastronomy Tourism

自然の恵みに感謝し、
エゾシカと共に生きていく

自然の恵み、エゾシカ。
ジビエ肉として活用しています。

北海道全域で深刻化する、エゾシカによる農林業被害。天敵であるエゾオオカミの絶滅による個体数増加、そして原生林が切り拓かれて農地になり、彼らの住む場所や餌が減ってしまったことで、農作物や樹木の食害などが問題になっています。
希少な森の植物を食べつくし、生態系のバランスを崩してしまうという点からも、エゾシカの個体数管理は重要なテーマ。鶴居村では、農林業被害防止のため自然環境や国の特別天然記念物タンチョウに配慮しながら、エゾシカの捕獲を行っています。さらに、捕獲したエゾシカをジビエ肉として有効活用しています。

エゾシカ肉の特徴。

  • 豊富な鉄分
  • ヘルシーな赤身
  • 鶴居村のエゾシカは、牧草などを食べているためほど良く脂が乗っています

鮮度抜群の肉を提供できる、とっておきの環境。

ハンターが狩猟で仕留めたり、大型の囲い罠で捕獲したりしたエゾシカは、村内事業者の加工処理施設で精肉や加工品として処理されます。臭みの少ない、鮮度抜群のエゾシカ肉を味わえる環境が、鶴居村にはあるのです。

鶴居村のガストロノミーツーリズム。

ガストロノミーツーリズムとは、その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた、その土地の“食文化”に触れることを目的とした旅。欧米を中心に世界各国で取り組まれています。
村内にはジビエ肉料理を提供する飲食店があり、各店舗ごとに心を込めたメニューを提供。「ジビエとは思えない食べやすさ」「とびきりおいしい!」と、料理人自身がその魅力に惚れ込んでいる様子。ワインやチーズなど、地元の食材とのマリアージュもお楽しみください。
自然あふれる鶴居村のガストロノミーツーリズムへご案内します。

鶴居村版 ガストロノミーツーリズムのすすめ
〜小さな村のジビエに触れる旅〜

鶴居村でのジビエに関する取り組みや、ジビエ料理が食べられる飲食店情報などをまとめました。
こちらから、デジタルブックをご覧いただけます。