村定住をきっかけに開業した蕎麦職人

ほんのちょっとの食事の時間を楽しんでもらいたい

牛の保険会社で働いている時に、蕎麦作りにはまったという平井さん。「蕎麦打ち体験」に1〜2回行ったことはあるものの、大半は自宅でテキストやビデオを見ながら独学で勉強したのだそう。自分が作った蕎麦に合う「汁」も作りたいと、醤油探しからこだわり、たまゆらの蕎麦は完成しました。
「そば屋をやりたい」と家族に話したとき、最初は反対されたそうですが、「これだ!とハマると突き進んでしまうタイプだから」と理解を得て、現在は夫婦二人でお店を運営しています。

「挽きたてのお蕎麦を提供したい」という思いから、たまゆらの蕎麦作りは蕎麦の実の製粉から始まります。ここで使われている蕎麦の実は、弟子屈産の摩周そば。すべて手作りなので1日30食の限定で、週末は売り切れになってしまうこともあるとか。
そば粉100%で打った「十割そば」と、蕎麦の実を粗挽きにした「二八そば」の2種類のほか、食べ比べが出来る人気商品「2種もりそば」も提供しています。風味の違う蕎麦を特製汁で美味しくいただきました。

鶴居村のお客様はもちろん、最近は温泉帰りや野鳥の撮影で村へ訪れる人がリピーターとして蕎麦を食べに来てくれているそう。店名の「たまゆら」は「ほんのちょっとの間」という意味。「蕎麦を食べに来てくれた方のちょっとの時間を楽しんでもらえるよう、鶴居村で蕎麦作りを続けていきたい」と語ってくれました。